産後の授乳中には、ホルモン分泌や新陳代謝が活発になるので、肌荒れなども起きにくいといわれています。もちろん個人差があるので、授乳中でも肌荒れで悩んでしまう人もゼロではありません。しかし一般的に、この時期には赤ちゃんと同じぐらい新陳代謝が活発になるので、それまで肌荒れで悩んでいた人にとっては、美肌をゲットできる最大のチャンスと言われているほど。特に、乾燥肌が原因で肌荒れが起きやすい人にとっては、出産から3か月間ぐらいの期間ずっと授乳を続けることによって、肌荒れを解消することができます。

 

「出産直後に自分のスキンケアなんてできない」
という人もいると思います。もちろん、産後は夜ぐっすり眠れる日なんてありませんし、一日中、昼か 夜かもわからないほど朦朧とした時期が続きます。スキンケアに気を使う時間も気力もありませんから、スキンケアに時間をかける必要はありません。正しい洗顔と、化粧水と乳液などがオールインワンになったスキンケアアイテムなどを活用しながら、最低限のスキンケアをするだけでも、授乳中には美肌を手に入れることができるはずです。

 

授乳中には、自分自身が摂取した成分は、ほとんどが母乳の成分にも含まれて赤ちゃんの体内にも入ります。そのため、産後にホルモンバランスが崩れているからと、サプリメントや栄養食品などを摂取するのは、基本的にNGとなります。こうした食品には成長ホルモンなどが含まれていることも多いものです。大人の体に影響はなくても、小さな赤ちゃんの体にはできるだけ入れたくない成分ですよね。そのため、授乳中には肌荒れが起きないような食生活と睡眠時間、そして普段からのスキンケアで乗り切ることが必要となります。

 

「授乳のために赤ちゃんに栄養が取られてしまい、母体に栄養が残らないから肌荒れになるのでは?」
と心配する人もいます。しかし、母体が摂取した栄養素の中で赤ちゃんにわたる分はごくわずかです。それよりも、赤ちゃんと一緒に寝るぐらい、睡眠時間を確保したほうが肌荒れ改善の効果は期待できます。